アンハッピー現世

三十路メンタル拗らせ天使の独り言

四月の風

みなさまおひさしぶりでございます。

過去の記事は黒歴史として封印の儀を行いました。(ひととおり色々やったODも、今は控えてるので……ちょっと目の届かないところに仕舞いました。)

最近は処方薬に頼ってはいますがほとんどの時間をシラフで過ごしてます。

心の中で行われてた戦争も一時終戦中で、目の前のことだけに集中できるようになってきました。


今日は仕事を辞めたというお話を書きます。


はい、三月末で職場から脱して無職です。

今後どんな仕事をするかは考えてませんが、結局人と接する仕事をすることになるだろうなと思ってます。できることがあまりないので。

なので、束の間のお休みです。療養と言ってもいいかもしれません。

職場ではうつなどの心身の疾患を理解してるようで、結局は理解されてなかったようで。求められていたのは普通にタフな健常者でした。

わたしに、それはなれるでしょうか?

なる努力をしたけど、結局ダメで辞めることになりました。辞めたくて辞めたわけじゃなくて、体調不良で休職をしすぎた結果に評価が目標に届かず切られたという感じになります。

後任者とも1ヶ月仕事を共にし、引き継ぎましたがワケはあれども心は健常者でした。彼女なら大丈夫であろうと私は尽くせるだけ尽くして去りました。

当初は辞めたくないのに辞めさせられる状況で、後任者と1ヶ月も一緒に働くなんてマジ無理だ!とキレてたんです。

でもそんなことどうでも良くなるくらい一生懸命苦手なことにも立ち向かう仕事に対する真面目な姿勢や、細やかなところまで気づいて疑問に思ったことをすぐにきいて頼ってくれる方でしたので、私の良心の尽くせる限りは尽くしたつもりです。

『彼女に幸あれ。』

人の無事や幸せを少しは祈れるようになったのかな。たった1ヶ月だけどたくさん話をして、連絡先も交換して、なんだかとても久しぶりに新しい「出会い」というものを得ました。

本当は私なんて優しくなんか全然ないけれど、心の底では何考えてるかなんて口にはできないけれど、それでも優しいフリくらいできるのが救いに思いました。

いや、彼女には本当に「優しくしたくて、した」なんだと思います。

そして人に優しくできたことに安堵している自分がいます。

自己満足ですが、いいでしょうか?

いいですよね、少しくらい。

今までもっと暗い感情で傲慢になっていた世界やら社会を憎む化け物だったカタチが、少しだけニンゲンに化ける技術を得たのかなと、そんなところです。

そもそもが見知らぬ人にも優しくしなくてはならない職業でしたから、たまには優しくしているのに一方的に怒鳴られたり罵られたり拒絶をされることもあり傷つくことも多かったです。

でもこの仕事をする上では乗り越えなくてはならないことで、「それぞれの事情があるから仕方ない」と割り切るしか方法がなくて……それでも怒鳴られたりした言葉が今でも時々胸に刺さったまま取れないなあって思います。

でも赤の他人なので、少しずつ忘れていくんでしょう。幸いなことに。

そうやって生きていけるんですね。ニンゲンって。


しかし万が一、人を傷つける言葉や行動が向けられたのが赤の他人では無かった時の場合………

その出来事は次の機会にお話しするとしましょう。

「ヒト」対「元ヒトだった天使」のお話です。

ちょっと気力が必要なのでゆっくり思い起こして書きます。

それでは本日はこの辺で。


読んでくださりありがとうございました。